ワークハック

毎日が変わる時間術|時間がないと悩むあなたへ。「自分時間の作り方」

時間術 時間の作り方 Maketime

終身雇用という働き方が過去のものになりつつある一方で、少子高齢化は進み、社会保障問題が顕在化してきている昨今。

そんな不確実性の時代に、

「本業の他に収入源を増やすために副業したい!」
「資格取得のために勉強したい!」

…と考えている人も多いのではないでしょうか?

 

…だけど本業や子育てもあって、時間がなかなか取れない…
睡眠時間を削って何とか時間を作ったものの、心身のコンディションが悪化して続かない…

何か新しいことやろうと思っても続けられないのには、「時間」という壁が立ちはだかることが多いですよね。

 

この記事では、プロジェクトマネージャーとして働きながら、家事と子育てにもフルコミット。
そんな中でブログを始めた私が実践している「自分時間をデザインする方法」をご紹介したいと思います。

 

この記事でわかること

  • やりたいことができる予定の組み方
  • やりたいことに集中する方法
  • 充実感を得られる日々の過ごし方

 

私がこの方法に取り組み始めた頃にこのようなツイートをしました。

 

これは、Googleで「スプリント」という仕事術を生み出したジェイク・ナップ氏と、YouTubeで「時間」を再設計することに没頭してきたジョン・ゼラツキー氏、ふたりのシリコンバレーの有名人が提唱する「時間術大全」(原題:MAKE TIME)に影響されて始めたものです。

 

時間は「金」であり「命」とも言えます。
その時間の作り方と使い方。
知らないと損ですよね。

 

この本では、作業効率を高める!生活をアウトソーシングする!とか、そういうノウハウではない。
自分にとって大事なことをする時間をもっと作るための方法が学べます。


パパ、どうしてスマホを見てるの?

時間術 時間の作り方 スマホ

リビングルームで息子が木製の電車セットで遊んでいた。ルーク(8歳)はせっせと線路をつなげ、フリン(赤ん坊)は機関車によだれを垂らしていた。そのときルークがふと顔を上げて、こう言ったのだ。 「パパ、どうしてスマホを見てるの?」 ルークは僕をとがめるつもりはなく、ただ不思議に思ったのだろう。でも僕はうまく答えられなかった。

来る日も来る日も、ただ目の前のものに反応する。
予定表、受信したメール、SNSの通知・・ 何かしらその瞬間に確認する必要はあったのかもしれないが、大した理由ではない。
子どもたちとの時間を楽しみにしていたはずなのに、うわのそらになっていた自分に心底がっかりした。

…と著者のひとりジェイク氏は振り返ります。

家族や恋人と食事をしているとき、子供と遊んでいるとき、ふとスマホが気になってしまう。

いまや生活必需品ともいえるスマホですが、便利すぎるがゆえに、ついつい見てしまうのはジェイク氏だけではないはず。
あるいは完全に「スマホ依存症」になっている人も少なくないでしょう。

ある実態調査では、1日平均6時間もスマホを使用しているという結果も出ています。

そんな時、ウチの娘は「スマホ見ーなーいーで!」とストレートに叱ってきますが。。。

 

時間を奪う見えない力

時間がない 忙しい バタバタ

それは私達の意志力が弱いからでも、生産性が低いからでもありません。
21世紀のいま、2つの大きな力が私達の1分1秒を奪おうと競い合っているのです。

多忙中毒

目の前のことに反応せよ、迅速に。
予定を埋めて、もっと仕事や家事を。
びっしり埋まった予定表や絶え間なく受信するメール、長い長いTodoリスト。
他のみんなが忙しくしているのだから、自分だけペースを落とすと乗り遅れてしまう・・・これが多忙中毒。

 

無限の泉

SNSを更新する、Youtubeを視聴する、最新ニュースをチェックする、Netflixをいっき見する。
何もかもが指先ひとつで操作できて、常時更新されるエンターテインメント。
それは忙しさに疲れ果てている、あなたへの ”ごほうび” になっている・・・それが無限の泉。

 

多忙中毒がたえまなく仕事をさせようとする。

そして残ったほんの少しの時間も、無限の泉がカケラまで食い尽くしてしまう。

現代はそんな「忙しすぎる時代」なのかもしれません。

 

そして、もう一つやっかいなのが、私達の時間の9割は何となくの「デフォルト」で決まっている、ということです。

スマホやアプリのデフォルトは、AppleやGoogleがあなたを虜にして、継続的に使ってくれるように初期設定されています。
職場のデフォルトは、例えばミーティングは30分か60分と決まっていて、予定表は他人からのアポイントでまず埋まり、残った時間でメールやチャットをチェックして全員に即レスするのが当たり前。

こんな「デフォルト」のままでは、私たちが本当に大事なことのために使う時間は全くと言っていいほど残されていない、ですよね。

スマホの初期設定を変えるように「自分の時間の初期設定も自分でカスタマイズ&デザインしていこう」というのがメイクタイムの考え方です。

 

「メイクタイム」の実践方法

メイクタイム 時間術 やり方

メイクタイムは以下の4ステップを毎日繰り返します。

step
1
その日に優先する「ハイライト」を決める

step
2
ハイライトに「レーザー」光線のように集中する

step
3
エネルギーを「チャージ」する

step
4
1日を振り返って「チューニング」する

 

ハイライト

時間術 時間の作り方 ハイライト

まず始めに今日のハイライト(最重要事項)、つまり“何のために時間をつくるのか”を決めましょう。
選び方のポイントは大きく分けて三つあります。

「緊急性」の高いものを選ぶ。

今日中に絶対終わらせなくてはいけないものは、まず放置するわけにはいきません。

例えば、

  • 上司に依頼された緊急の仕事を終わらせる
  • 締め切りが迫っている原稿を完成させる
  • 今夜のホームパーティのための食材を調達する、など

 

「満足感」を得られるものを選ぶ。

急を要するわけではない。だけども、やり遂げたときの満足感が高いもの。

例えば、

  • ブログ記事を書く
  • 買ったまま読めていない本を読む
  • 家族旅行の計画を立てる、など。

 

「喜び」を得られるものを選ぶ。

喜びをくれる好きなことをする。他人には無駄に見えても、自分の心が喜ぶもの。

例えば、

  • 美味しいランチを食べに行く
  • ギターで新しい曲をマスターする
  • 子供と遊園地ではしゃぐ、など。

 

できれば、タスクよりも長く、長期目標よりも短い、中間的な「ちょうどいい目標」にすると、日々の充実に繋がりやすいとジェイクらは言います。
時間的には60~90分を確保して取り組みたいことが「ちょうどいい目標」を選ぶときの目安です。

ハイライトを選ぶための戦術01「書く」ということは、とてもシンプルですが基本的になる戦術です。

 

レーザー

時間術 時間の作り方 レーザー

次に、ハイライトに対してレーザー光線のように集中し続けるために、気を散らすものを撃退します。

私たちの周りは気を散らすものだらけ。
意思力だけでそれらを跳ね除け続けるのは難しいものです。
アプリやエンターテインメントとの付き合い方を考えて「無限の泉」を少し遠ざける必要があります。

ジェイクらは、気が散りにくいスマートフォンを作ることを薦めています。

気を散らかすものの開発に携わってきた彼らならではの発想ですが、SNSやメッセージアプリは、ホーム画面から消す、ログアウトする、時間を決めてチェックすることも一つの戦術です。

スマホに支配されるのをやめ、スマホの「主」になりましょう

レーザーのための戦術26「おもちゃを片づける」のは効果あり。
あと、戦術49「自分で締め切りをつくる」のはメチャクチャ重要。

 

チャージ

時間術 時間の作り方 チャージ

チャージは、エネルギーを充電することを指します。

集中力を高め、大事な時間を作るためには、エネルギーが必要です。
ジェイクらが曰く、現代の私たちは世の中の変化のスピードに心身の進化が追い付いていないそう。

文明が発達していなかった頃から、私たちの体はそれほど変わっていません。
しかし、1日3回食事をする、あまり運動をしない、座りっぱなしで長時間デスクワークをする……など、ライフスタイルは著しく変化しました。

ジェイクらは、仮眠や運動、カフェインの戦略的利用などの戦術を挙げています。

私は戦術62「歩きまわる」と戦術72「カフェインナップ」を実践しています。

 

チューニング

時間術 時間の作り方 チューニング

最後は、寝る前に1日を振り返ります。
その日は何に喜びを感じたか、ハイライトを達成できたか、実践した戦術は有効だったか。

自分にとって有効な行動は続け、あまり効果がない行動はやめましょう。
このように、内省と改善を毎日繰り返すことが大切です。

 

成功のコツは「選ぶ、試す、繰り返す」

時間術 時間の作り方 PDCA

本著『時間術大全』のなかでは、4つのステップをおこなう上での、87の戦術が紹介されています。

自分に合うものもあれば、そうでないものもありますが、「自分に合ってそうだな」と思ったものを選んで試してみる。
それが合っていれば続ける、そうでなければ違う戦術を試す。

自分の中で簡単に実行→検証のサイクルを回していくと、自分だけのメイクタイム=時間術を作ることができます。

 

「メイクタイム」を実践した感想

私はこのメイクタイムを習慣化して今でも継続していますが、始めの5ヵ月間はTwitterでも毎日つぶやいていました。


これまで実践してみての感想は、まず日々の満足度が確実に上がったということ。
具体的には、

ここが良い

  • 毎日の中でメリハリがつくようになった。
  • 「緊急度は低いけど取り組みたいこと」に取り組めるようになった。
  • タスクをひたすらこなす毎日から、自分の気持ちと向き合う時間が取れるようになった。
  • 細かいタスクが残ったとしても、「ハイライトができたからOK!」と思えるようになった。
  • 日々を振り返って「私はこれにスポットライトを当てていたんだ」が分かるようになった。

 

その一方で、注意が必要だと思うのは、

ここに注意

  • 基本的なタスク管理スキルが必要。
  • 完璧を求めないこと。

ハイライトを設定して、実行するには基本的なタスクとスケジュール管理が必要になります。
そのうえでメイクタイムを実施すると良い感じだと思います。

あとは完璧を求めないことですね。
ジェイクらもこう言っています。
“完璧の追求も「注意をそらすもの」の一つだ。完璧の追求は、本当に優先すべきものへの集中を妨げる。”

 

基本的なタスク管理の方法については、別記事にまとめました。
こちらの記事をご参考にしていただけると嬉しいです。

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毎日の「あたりまえ」にする

時間術 時間の作り方 タイムマネジメント

日常生活に取り入れやすいものこそが最高の戦術です。
無理してやるのではなく、自然体で、そして少しずつ習慣化していく。
少しずつメイクタイムを実践していくことで、大事なことをやる余裕が生まれます。

ここまで読んだくれたあなたは、もうメイクタイムを始める準備ができています!

 

あなたなら、どんなハイライトを選びますか?

あなたは、今日何を成し遂げられたら、良い一日だったと思えますか?

 

メイクタイムで時間の主導権を取り戻していきましょう!!

 

この本は、あなたが少しペースを落とし、現代社会の喧騒から逃れ、毎日に喜びを見つける手伝いをしてくれるでしょう。


 

最後までご覧いただきましてありがとうございました。
小さな「知識のわたげ」があなたに届いたら嬉しいです。

 

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